今の時代スマートウォッチを付けている人も多くなり、最早スマートウォッチを付けているのが当たり前の時代になりました。
その中でもApple Watchを見かけることが多いと思います。
ですが、Apple Watchだけでなく各メーカーそれぞれ魅力的なスマートウォッチを販売しているんです!例えばGoogleが販売しているPixel Watchなどが有名ですよね。
Amazonとかで激安で売っている怪しいスマートウォッチもありますが、今回はユーザーからの満足度も高い各メーカーのスマートウォッチを解説していきます。
各メーカー簡易比較
機能 | Apple | Galaxy | Xiaomi | Garmin | Huawei | |
---|---|---|---|---|---|---|
健康管理 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 |
FeriCa対応 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × |
アクセサリーの豊富さ | ◎ | △ | △ | 〇 | △ | △ |
転倒検出 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
音声アシスタント | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | × |
バッテリー | × | △ | △ | ◎ | ◎ | △ |
運動トラッキングの正確性 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | ◎ | 〇 |
iOS・Androidの互換性 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
各メーカー比較
上記の表のメーカーの詳しい解説をしていきます。
Apple
言わずとしれたスマートウォッチの王道ですよね。スマートウォッチといえばApple Watchと言わんばかりの人気です。2015年に初代のApple Watchが登場したことを皮切りに各メーカースマートウォッチを発売し始めましたね。
Apple Watch発売当時僕の周りでは必要性が感じられないなどの意見がありましたが、僕はもうスマートウォッチなしではありえない生活になってしまいましたね…
そんなAppleの特徴はこちらです。
- iPhoneに最適化されたスマートウォッチ
- 最高品質の解像度・ヌルヌル感
- FeliCa対応
- 豊富なアクセサリー
- 転倒検出や緊急SOSなど付けてるだけで安全性MAX
- サードパーティアプリが豊富
- バッテリー稼働時間が短い(公式発表18時間)
- 値段が高い
- Androidでは使えない
Apple Watchは正にiPhoneの為に生まれたスマートウォッチで、ペアリングの時点から相性の良さを実感できるスマートウォッチです。
動作はヌルヌルで触っているだけでも楽しいし、豊富なアクセサリーはあなただけのApple Watchに仕上げることができます。
運動のアクティビティや睡眠・血中酸素などの測定もしてくれるので健康管理もばっちりです。
基本的な機能はすべてあり、機能に何一つ不満を持つところはないと思います。正にTheスマートウォッチといったところです。
ですがそれらのすべてのメリットを上回るデメリットがバッテリー稼働時間が短すぎることです。公式で18時間と謳っていますが、実際のレビュー記事を見てみると18時間の稼働までは難しそうです。
血中酸素や睡眠のトラッキング機能はあるのですが、僕が実際に使用していた時は諦めて寝てる間充電していました。睡眠のトラッキングはやりたかったんですけど、日中バッテリーが切れて仕事が終わるまでにApple Watchを使えないのが嫌だったんです。Apple Watchが使えなくて改札通るときだるくなるのも嫌ですし。
その為iPhoneユーザーで睡眠のトラッキングに興味がない方や、絶対に決まったルーティンで充電ができる方にApple Watchは向いています。
スマートウォッチの代表格ともいえるApple Watchに対抗するが如く生まれたのがGoogle Pixel Watchです。
Pixel Watchはその名の通り「消しゴムマジック」でおなじみのGoogle Pixelに最適化されているスマートウォッチです。その為GmailやGoogleカレンダーとの相性も良く、Googleサービスを多く利用する人にとって最高のスマートウォッチになります。
そんなGoogleの特徴はこちらです。
- Googleサービスに最適化されたスマートウォッチ
- 最高品質の解像度・ヌルヌル感
- FeliCa対応
- 転倒検出や緊急SOSはもちろん搭載されている
- Fitbitによる健康・運動管理がかなり高精度
- 充電は毎日した方がいい(工夫次第では2日に1回とかにできるかも)
- iPhoneでは使えない
Googleの特徴はFitbitにより最高レベルの健康トラッキングが可能ということです。FitbitはGoogle傘下の会社で健康・運動に重点を置いたメーカーです。そのFitbitの健康・運動に関しての技術はGoogle Pixel Watchにも引き継がれています。
睡眠状態はグラフで細かくトラッキングできますし、血中酸素や心拍数もかなりの精度でトラッキングしてくれます。ワークアウトでも同様に消費カロリーや心拍数を継続的にトラッキングしてくれているので、健康管理に最適です。
バッテリー稼働時間は睡眠モードなどを駆使して何とかギリギリ2日持つか持たないかみたいなので、バッテリーはちょっぴり残念ですね。
iPhoneでは使えないのでAndroidユーザーのみにはなってしまいますが、Googleのスマートウォッチが向いている人は高精度の健康・運動トラッキングを求める人で、決まったルーティンで充電できる人です。
Galaxy
日本ではそこまで見ることはないかもしれませんが、Galaxyはスマートフォンで世界シェア率1位を誇る化け物ブランドです。
そんなGalaxyの特徴はこちらです
- Galaxyに最適化されたスマートウォッチ
- 全てが高性能でユーザビリティが高い
- Felica対応
- 転倒検出や緊急SOSはもちろん搭載されている
- 体組成がいつでも手元で測定できる
- 通常モデルとClassicモデルの2つのモデルがある
- 充電は毎日した方がいい(工夫次第では2日に1回とかにできるかも)
Galaxyといえば圧倒的な高性能と最適化されたユーザーインターフェースが魅力ですよね。スマートフォンもスマートウォッチもAndroidを魔改造したような子達ばかりです。
スマートウォッチでは基本的な機能はもちろん体組成を測ることができて、現在の自分の体脂肪率や筋肉量を把握することができます。こんなのちゃんとした体重計ぐらいにしかないですよね?Galaxyなら何時でも手元で測定できてしまうんです。
更に最新のGalaxy Watch 6からはFeliCaも対応したので、Suicaも問題なく使うことができます。
カジュアルな通常モデルとビジネスライクなClassicモデルの2つがあるので、好みやシーンに合わせて選んで買うことができます。
バッテリーは40時間程度持つみたいなので、1日のスキマ時間に充電するか2日1回ガッツリ充電する使い方が良さそうです。
なのでスマートウォッチの機能や使い勝手を重視する方にオススメです
Xiaomi
Xiaomiはスマートフォンやスマートウォッチ等を展開している中国メーカーです。
Amazonとかにある怪しい中華メーカーではなく、スマートウォッチ市場では世界2位のちゃんとした中国メーカーです。
そんなXiaomiの特徴はこちらです
- とにかくコスパ最強
- 基本的な機能は使える
- バッテリー稼働時間が長い(16日間)
- FeliCa未対応
- サードパーティのアプリが使えない
Xiaomiは安くて高品質な製品が多く、他メーカーのスマートウォッチが30000円程度から販売されている中Xiaomiは5000円程度から販売されています。
僕が現在愛用しているXiaomi Smart Band 7は現在3990円で最新のSmart Band 8は5990円で販売されています。
この低価格でも基本的な健康・アクティビティのトラッキングはもちろんのこと、LINEの通知の表示なども問題なくできます。
バッテリーは1週間に1度充電するぐらいで、設定や使用状況によってはもっと伸びるかもしれません。
低価格で基本的なスマートウォッチの機能が使えれば問題ない方やコスパ重視の方にオススメです。
↓僕のSmart Band 7のレビュー記事
Garmin
GarminはアメリカのGPSメーカーで、GPSの技術力を最大限活かしたスマートウォッチを販売しています。
僕の中ではゴルフや登山に特化したスマートウォッチなどスポーツ特化の高級スマートウォッチという印象があったのですが、10万円以下のスマートウォッチも販売されているみたいです(最近まで知らなかった)
そんなGarminの特徴はこちらです
- ゴルフや登山などのスポーツ特化
- ヘルスケアのコーチ機能がある
- FeliCa対応
- バッテリー稼働時間が長い(11日間)
- 値段が高いモデルが多い
ヘルスケアでは睡眠のコーチ機能と体力をバッテリーに見立てて数値化してくれるBody Batteryが目玉機能です。
ほとんどのメーカーのスマートウォッチで睡眠時間や質の測定は可能ですが、Garminは自分に最適な睡眠時間の提案までしてくれます。その為管理だけでなく、アドバイスまでしてくれる正に「コーチ」なんです。
FeliCaも対応している上にバッテリーだって10日以上持つモデルばかりです。
iPhoneとAndroid両方で使えるのでどちらのユーザーでも問題なく使うことができます。
個人的に今1番注目しているメーカーなので、是非皆さんにGarminを使ってみてほしいです。
Huawei
Huaweiは中国にあるスマートフォンなどを販売しているメーカーです。Huaweiは米中摩擦から制裁を受けていて、現在に至るまでGoogle Play Storeを利用することができません。その為HuaweiのスマートフォンではHuaweiのアプリストアを利用するしかなく、日本でよく使われているLINEなどは使えません。ですが、スマートウォッチであればサードパーティのアプリを使用しなくても基本的な機能は使えるので問題ありません。
そんなHuaweiの特徴はこちらです。
- 基本的な機能は使える
- 低価格から高級モデルまで幅広いラインナップ
- 特筆した機能が見当たらない
- アメリカからの制裁を受けている
Huaweiのスマートウォッチは基本的な機能はあるので、特筆した特長はありませんが、最もベーシックなスマートウォッチといえます。
5000円程度から400000円以上のモデルもあり、幅広いラインナップから選ぶ事ができます。
その為デザインや価格からスマートウォッチを選択できるので、選択の幅が多いメーカーです。
まとめ
スマートウォッチといえばApple Watchが最初に思い浮かぶと思いますが、他メーカーも魅力的なスマートウォッチを販売しています。
Apple Watchも最高のスマートウォッチではありますが、他メーカーのスマートウォッチを知ることで皆さんのスマートウォッチ選びのお役に立てたらと思います。
コメント