VALORANTやPalworldなど魅力的なPCゲームが話題になってゲーミングPCが注目されていますよね。
ゲーミングPCは調べてみると20万円以上のものばかりで、気軽に購入できるものではないですよね。
そんな中今注目を浴びているのがASUSから発売されているROG Allyです。
ROG AllyはWindows11が搭載されているポータブルゲーム機でホグワーツレガシーのような性能が求められるゲームでも60FPSでプレイできるデバイスです。
そんな性能を持っておきながら、価格は89800円からでゲーミングPCの中では破格の値段です。
今回はそんな魅力的なRIG Allyが初めてのゲーミングPCとして選んでもOKなのか解説していきます。
結論:人によっては全然あり
結論から言うと人によっては全然ありです。ただし基本的には初めてのゲーミングPCとしては勧めにくいです。
初めてのゲーミングPCというよりは、既にゲーミングPCを持っていて、サブ機としてROG Allyを使うという形が最強の使い方だと思います。
ROG Allyのメリット・デメリット
次にROG Allyのメリット・デメリットについて解説していきます
メリット
ROG Allyのメリットはこちらです。
- ポータブルゲーミングデバイス
- 8万円台にしてはスペックが高すぎる
- Windows11がプリインストールされている
- モニターが120hz対応
それぞれのメリットについて分かりやすく解説していきます
ポータブルゲーミングデバイスであること
まず第一にメリットとして挙げられるのはポータブルゲーミングデバイスであることですよね。
寝っ転がりながらやソファに座りながらPCゲームがプレイできるのが最大のメリットです。机に向かって長時間プレイしてると疲れてきちゃいますからね、ごろ寝しながらでもPCゲームができるのは最高です。
ごろ寝だけではなく、外出先でも使えるのも最高ですよね。 電車や新幹線などの移動中やスキマ時間にもPCゲームが楽しめてしまうんですよ。
また重量も608gという500mlのペットボトルより少し重いぐらいなので、持ち運びや腕への負担も少なそうです。
ポータブルゲーミングPCの中では性能が高い
ROG AllyはZ1チップとZ1 Extremeチップを搭載したモデルが2種類あります。
どちらのモデルもポータブルゲーミングPCの中では性能が高い部類です。
ROG Allyより性能が高いもので、AOKZOEの「AOKZOE A1」がありますがこちらは149800円なので性能も高い分、値段も高めです。
他のメーカーからもポータブルゲーミングPCが販売されていますが、私が調べた限りではROG Allyが1番値段に対しての性能が高かったです。
画質の設定を落とせばApexやStreet Fighter6などは余裕で60FPS出ていました。
なので最もコスパに優れるポータブルゲーミングPCといえます。
Windows 11がプリインストールされている
ROG AllyはWindows 11がプリインストールされているので、ゲームだけではなく普通にPCとしても使えます。
ネットサーフィンやOfficeなども問題なくこなせるので、単なるゲーム機ではないのです。れっきとしたPCなのです。
大体のポータブルゲーミングPCには搭載されていますが、Steamから販売されているSteam DecksにはWindowsがプリインストールされていないので、自身でインストールする必要があります。
モニターが120hz対応
7インチという小型なモニターですが、なんとリフレッシュレートが120hzなんです!
リフレッシュレートというのは一秒間で何回画面が書き換わっているかというもので、一般的なモニターやTVは60hzであることが多いです。
ゲーミングモニターは120hz以上であることが多いため、ROG Allyはゲーミングモニター並みに画面がヌルヌルということです。
7インチのポータブルゲーミングPCでありながら、ゲーミングモニター並みのヌルヌルモニターを搭載しているのも嬉しいポイントですね。
微妙なポイント
ここまでメリットを挙げてきましたが、当然微妙なポイントもあるのでご紹介していきます
ゲーミングPCとしてみたら性能は高くない
先ほどポータブルゲーミングPCの中では性能が高いと書きましたが、ゲーミングPCとしてみたら性能は高くありません。
色々調べてみると同じ値段でゲーミングPCを作ると1.5-2倍ぐらいの性能になりそうなので、正直微妙な性能です。約5万円のPS5よりも性能が低いです。
ただROG Allyは7インチのゲーミングPCで、画質やフレームレートを落としてもそこまで気にならないという意見が多かったので、実際はそこまで問題ではないかと思います。
今後の最新ゲームが快適にプレイできる保証がない
PCゲームは基本的に年々要求される性能が上がってきており、ある程度性能に余裕を持ったPCを購入しないと2~3年程度で最新のゲームは快適にプレイできなくなってしまいます。
ROG Allyは正直現時点(2024/3)での最新ゲームを高画質で快適にはプレイできない印象です。
なので折角購入したとしても2年後の最新ゲームが快適にプレイするのは難しそうです
バッテリー容量が少ない
ROG Allyは公式でヘビーゲーム最大2時間、動画視聴最大6.8時間と書いています。
ROG Allyは、充電を気にせずに、何時間でもゲームやコンテンツを楽しむことができます。デバイスのローカルで最大2時間のゲームプレイができたり、最大6.8時間の動画再生ができます。また、わずか30分で0~50%の急速充電が可能です。
https://rog.asus.com/jp/gaming-handhelds/rog-ally/rog-ally-2023/
ソファでリラックスしながらプレイしたりするなら、すぐに充電が出来るので問題ないと思いますが、外に持ち出すにはちょっと不安ですよね。
ゲームの重さによってもバッテリーがどれぐらい持つか変わってくるとは思いますが、バッテリーを考慮した活用方法が必要そうです。
どんな人にオススメか
ROG AllyはポータブルゲーミングPCなので、腰を据えてじっくりゲームをするものではなくどこでも気軽にゲームができるのが特徴なので、以下の様な人にオススメできます!
- ゴロ寝でゲームがしたい人
- 外でもPCゲームがしたい人
- そんなに重たいゲームをしない人
- なるべく安くゲーミングPCを買いたい人
ROG Allyは性能と値段に注目がいきがちではありますが、最大のメリットはポータブルゲーミングPCであることなので、ベッドでゴロ寝しながらゲームがしたい人や、外でもPCゲームがしたい人に最適だと言えます!
「メインのゲーミングPCは持っているけど、ゴロ寝しながらゲームがしたい!」
こんな人にめちゃくちゃピッタリですし、最高のサブPCになってくれると思います!Street Fighter6やAPEXなどゴロ寝やソファでリラックスしながらできたら最高ですね!
逆に初めてゲーミングPCを購入する人にはオススメし辛いですね。
初めてゲーミングPCを購入するならポータブルゲーミングPCより、もっと多くの選択ができる性能の高いゲーミングPCを購入したほうがいいと思います。
ゲーミングPCを触ったことがない人が「このゲーミングPCはどのくらいのゲームがどのくらい快適にプレイできるか」想像するのは難しいと思うんですよね。
そんな状態で「10万円ぐらいだし、色んな人がオススメしてるから色んなゲームが出来るんだ!」というような印象でROG Allyを購入したら、ちょっとガッカリしてしまうでしょう。ROG AllyよりPS5の方が性能高いですし。
ただ、「画質なんてキレイじゃなくていいし、最新のタイトルもそこまで興味はない」って人は購入もアリだと思います。プレイ画面を見た感じ、画質設定を低くしててもあんまり気にならなかったですね。最高設定と比べたら見劣りはしてしまいますが、最低設定でも十分綺麗な画質ですよ!
僕は基本的に初めてゲーミングPCを買う方はデスクトップのゲーミングPCを買うことをオススメします!
↓僕が初心者にオススメのゲーミングPCの紹介や解説をしてる記事
まとめ
いかがだったでしょうか?注目度が高い最高のゲーミングPCですが、万人にオススメなPCではないので、しっかりと自分の使用用途にあっているか見極めが必要なデバイスです。
サブPCやゴロ寝デバイスとしてはコスパも性能も高い最高の1台なので、是非購入を検討してみてくださいね!
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